公務員になって満足する人と後悔する人

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公務員への転職が成功だった人と、転職後に後悔した人の話を聞いてみた。
すると、転職する前から結果は見えていることに気がついた。
キーポイントは、「銀行を辞めたいと思った理由は何か?」という事。
具体例を参考にしてください。

≪成功者≫

  • 転勤が嫌だった人
  • 重圧から逃れたかった人
  • やりがいより安定を優先させたかった人

≪後悔するタイプ≫

  • 銀行の仕事が面白くないと思っていた人
  • 閉鎖的な人間関係に嫌気を感じていた人
  • 理不尽で意味のない職業ルールに不満があった人

結局のところ、銀行も公務員も組織風土は似ている。
よって組織内の風通しの悪さや人間関係は似たり寄ったり。
おまけに仕事がつまらないのも一緒。

唯一異なるのは仕事に対するプレッシャー。
責任感を持って仕事に取り組んでいる公務員もいるが、民間金融機関のように数字に追い立てられることはない。
そして隠れ残業や闇出勤といったカルチャーもない。
(あと飲み会も少ない)

市庁舎

話をまとめると、「仕事は生活費を稼ぐための手段」と割り切った考え方が出来る人は、銀行から公務員へ転職して満足している。
そうではなく仕事にやりがいを求める人は、転職後に落胆することになる。

そして盲点となりがちな大事な事を、ひとつ伝えておく。
それは、公務員から民間企業への再転職は難しいということ(専門職以外)。
つまり一方通行。

これからの働き方は、「キャリアアップ≒転職」という米国型の雇用体系に近づいていく。
それなのにキャリアが終わってしまう公務員という選択はどうなのだろうか?
優秀な若者が流れていくのは惜しい気がする。

悩んでいる人へのアドバイス

将来への不透明感が強いと「収入の安定=公務員」なので、公務員は人気職種となります。
だから現時点で公務員になる為の競争倍率は結構高い。

でもこれから30年~40年働くとして、「本当に今の状況が続くのか?」という事は常に考える必要があるでしょう。
逆転の発想で、今人気のある職業は10年後に駄目になっているとは考えられないだろうか?

海外に目を向けると、ギリシャの公務員の大量リストラは参考になります。
「ギリシャと日本は違うでしょ~」という反論も出てきそうですが、日本国債の格付けは年々下がり続け、財政状況は先進国でワースト1位。
銀行員であれば、日本の財政破綻シナリオを耳にしたことがあるでしょう。
財政破綻したら真っ先にクビになるのは公務員です。

もちろんその時は民間企業も滅茶苦茶。
でも常にキャリアを意識して働いていれば、必ず優良企業へ転職できます。
「日本企業が総崩れだったら、海外に出稼ぎに行けばいい」という感覚。

そういう人は強いです。
これが本当の安定。

お金を目的に働く人は長い人生の中で必ず行き詰りまるけど、夢中になれる仕事を見つけた人は幸せになれる確率がアップします。
職業選択で悩んだら、迷わず楽しそうな仕事を選んでいいんです。

遊び心を仕事に活かせる時代。
真面目一辺倒では駄目ですよ。

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