いままでは年齢が上がれば収入が増えていた

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誰しも自分の収入が今後どうなるのか知りたい。 それを知るのに便利な統計データは、サラリーマンの平均的な年収カーブです。
50代前半まで右肩上がりで賃金が上昇して、その後ガクッと下がるこのグラフ。 縦軸が年収(万円)で、横軸が年齢(5年単位)。

年収カーブグラフ

このデータを見るのが初めての人でも、何となくこのような年収カーブを想定していた人が多かったに違いない。
でも10年後には、この年収カーブは確実に形を変えているでしょう。

現時点では50代前半にあるピーク年収が、40代へと前倒しされると予想される。
そして山型がおしつぶされて、フラット化される。

さらに各々のキャリアによって格差が拡大する。
もはや、今後は平均値を算出する事すら意味をなさなくなるかもしれない。
その背景と対策をこれから説明しよう。

現役世代に襲い掛かる3つの賃金抑制要因

①成果主義制度

人事評価システムに成果主義制度を導入する企業が増えた。
この背景には、アジア諸国の新興企業が大きく影響している。
グローバル市場で彼等との競争に勝つためには、国内の人件費をアジア新興諸国並みに抑制せざるえない。

そこで考えられたのが成果主義制度。
2割の成績優秀者の賃金を引き上げる一方で、8割の普通の人達の賃金を引き下げるやり方。
それによって全体の人件費を削減する方法。

②定年延長による年収カーブのフラット化

大企業であれば65歳定年制はほぼ定着した感がある。
ただし生涯年収は以前とそれほど変わらないというのがミソ。
5年間も長く働くのに。

さらに問題なのは、定年制度は再度延長されるのが明白だという事。

定年制度は年金制度と密接に関係する。
今回の60歳→65歳への定年延長も、年金支給開始年齢に合わせただけ。

ということは近い将来、定年年齢は68歳・70歳と延びていくだろう。
年金支給年齢引き上げ法案は、既に国会へ提出され具体的に審議中だ。
そして現行の年金制度を維持するには、「年金支給先延ばしは止むを得ず」といういうのがコンセンサス。

③本格的な年功序列崩壊が始まった

2014年9月に衝撃的なニュースが流れた。
日立製作所が管理職の年功序列を完全に廃止するという内容。
先進的な企業からすれば、なんだ今更感はある。

でも、今回年功序列の廃止を決定したのは、古い体質が残る「ザ・日本企業」の代表格である日立製作所だ。
さらに日産自動車・ソニーといった大企業も同様の方向性。
日本型の雇用慣行は根本的に変わると思っていた方が良い。

日立のニュース

日立のニュース

日立のニュース

これだけのマイナス要因があるのだから、自衛策を考えねば大多数の人と一緒に負け組となる。 国や会社に任せておけば上手くいった親父達の時代は終ったのだ。

滅私奉公しても報われない時代

大企業がこぞって年功序列を廃止する原因は、企業のライフサイクルが短くなったから。2人の経団連会長を輩出した東芝でさえ倒産がささやかれている。長期スパンで経営を考えられなくなっている証拠ですね。

このような目まぐるしく変わる経済環境の中で、ビジネスマンが現状維持を決め込んだら終わり。 それはキャリアの衰退を意味する。 5年単位で新しい事にチャレンジしていかなくては、人生の途中で経済的な敗北者となる確率が高くなる。

経済的な自由を得られず、心の豊かさを求める方向に精を出すのもアリだし、そういう生き方を否定するつもりもない。

ただ自分で選んだ道であれば良いけど、変化に対応できず選択肢がなかったのであれば寂しい限りです。 経済的な余裕を持ちつつ、遊び心も追及しようじゃないか。 それがエグゼクティブでしょう!

経済的自由を勝ち取る為には

  • 環境変化に敏感になる
  • 市場ニーズを意識したキャリア形成を心がける
  • キャリア相談できる人を見つける

一つの解として、ヘッドハンターと会ってみるのは面白い。 「キャリアアップ=転職」という図式の欧米では、中堅クラス以上のサラリーマンは利用している。 日本も遅かれ早かれ同じ状態になる事が予想される。

日本のヘッドハンティング会社で有名なところは、サーチファームジャパンやレイノスなのですが・・・ 目先の利益を優先させていた為に、残念ながらあまり評判が良くなかったのが実態です。

とはいえ自分のキャリアを客観的な視点で評価してもらい、将来のキャリアパスを理解しておく事はとても重要なので、上手に利用すると良いでしょう
ヘッドハンティング会社の評判や実態についていはこちらに記載しています。

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